のたり、ゆくら

そぞろ歩きとビンテージカメラ。ローライやバルナックライカなど、昔のフィルムカメラでゆるく撮った写真の記録です。

蛇腹カメラと歩く(エンサイン セルフィックス16-20)

フォールディングカメラ(蛇腹カメラ)は、撮影の際だけレンズを繰り出すので、普段はとても小ぶり。見た目のビンテージっぽさとともに、このコンパクト感がフォールディングカメラの大きな魅力だと思う。

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ポケットに入れられるぐらいのサイズは、ローライ35ほどではないにせよ、荷物を増やしたくないときには本当に助かる。そんなところが気に入って、カバンの片隅に入れて出かけることがしばしばある。

上の写真は、イギリスのメーカー・エンサインのセルフィックス16-20というモデル。120フィルムで、6 x 4.5cmの写真が16枚撮れる。

山道、細道。

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種まきを待つ畑。

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静かな境内。

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カメラ前面のフタを開いて蛇腹とレンズを出すところから始まるので、撮影には多少の時間がかかる。フォールディングカメラは、せかせかしたときではなく、ゆったりと歩けるときに似合うカメラだと思う。