ローライナーで花を撮る[ローライフレックス2.8C]
レンズが単焦点で交換もできないローライフレックスには、機能強化のためのアクセサリーがたくさん用意されている。中でもありがたいもののひとつが、ローライナーだと思う。
ローライナーというのは、ローライフレックス用のクローズアップレンズ。ぼくが使っている2.8CはBay3(バヨネット3)というタイプに対応していて、撮影距離が違うローライナー1, 2, 3という3種類がある。
うちにあるのは、一番被写体に寄れるローライナー3。こんなレンズを、ローライフレックスのビューレンズ、テイクレンズそれぞれにつける(左の分厚い方がテイクレンズ用)。
通常、2.8Cの最短撮影距離は3.5フィート(約107cm)。それが、ローライナー3を付けると32cm〜24cmまで近寄ることができるようになる。
風景を撮るときにはあまり必要としないけれど、たまに草花を撮りたいときにはこの距離の違いがかなりの意味を持つ。ぼくは、「どうせ使うなら一番近くまで寄れるものを」と思ってローライナー3を選んだ。これを入手したことで、撮れる写真の範囲が広がった。
どれぐらいのクローズアップをしたいのかによって、いちばん合ったローライナーの種類は変わるはず。マップカメラのネット記事などが参考になるけれど、なぜかリンクがうまく貼れない。興味のある方は、「ローライナー 撮影距離」などと検索してみてください。