のたり、ゆくら

そぞろ歩きとビンテージカメラ。ローライやバルナックライカなど、昔のフィルムカメラでゆるく撮った写真の記録です。

ライカIIIbと山歩き

バルナックライカを手に入れたのは数年前のこと。有名なM型ライカは高嶺の花だとあまり関心を持っていなかったのだけど、もっと小型・軽量・安価・クラシカルで持ち運びやすそうなバルナックライカのことを知り、使ってみたいと思った。

せっかくなら「板金ライカ」と思って購入したのがIIIb。フィルムの入れにくさは未だ感じるのは確か。でも取り回しが楽で、山歩きなどにも連れて行っている。

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レンズ交換できないローライフレックスローライ35を使ってきた自分には、いろんなレンズが使えるというのがすごく新鮮だ。でも特に純正レンズになるととんでもない高値になることには驚かされた。このレンズ一本で、ローライ35が何台買えるんだよって感じ。

バルナックライカでは、手元のローライのカメラではできない「思い切り広角」な写真を撮ってみたかった。それで、50mmの標準レンズ(ズマール)に加えて超広角のレンズを探すことにした。

一番使ってみたかったのは、スーパーアンギュロン21mm F4。でもこれは、ぼくには高価すぎた。それで色々と調べて、フォクトレンダーのスーパーワイドヘリアー15mm F4.5を選んだ。以来、ズマール以上にこちらを使ってる。今回は、山歩きしながらこのレンズで撮った写真をご紹介。今回は、秋の丹沢。

 

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逆光にはあまり強くない印象。まあ、フードを付けていないので仕方ないのだろう。すこ〜んと広がる風景の雰囲気を、この超広角レンズで撮るのは楽しい。