木と蔦[ローライフレックス2.8C]
大きな木の表面に細いツタが遠慮がちに伸びている、という景色がなんだか好きだ。茶色っぽいゴツゴツした木肌と、アイビーというのかな、こうしたツタの緑色の対比に惹かれるのかもしれない。
木にとって、自分に巻きついてくる植物は迷惑だということはわかってる。中には木を締め付けながらどんどん太くなるものもあって、そんなのは引き剥がすのも大変だし、放っておくといずれ木が枯れてしまうらしい。
でもこれぐらいささやかなやつならば、大きな木はあまり気にしないのでは?なんて勝手に考えてる。
暗い場所にあったりひなたにあったりで、当てにならない勘を頼りに露出を決めてシャッターを押すと、なかなかちゃんと撮れてなかったりもするのだけど。