のたり、ゆくら

そぞろ歩きとビンテージカメラ。ローライやバルナックライカなど、昔のフィルムカメラでゆるく撮った写真の記録です。

ベビーローライ フィルムの落とし穴

ネットオークションで海外から購入したベビーローライ。到着するまでの間に127フィルムを探すことにした。かわうそ商店さんの扱い分はモノクロフィルムが主なので、中古のカラーネガはないだろうか、ということで。

しばらく探して、ちょうどよさそうなものを見つけた。これで、カラー写真も撮れるはずと、さっそく購入することにした。ベビーローライの到着後、まずはカラーで写してみたいと思い、このフィルムを装填した。そしてのぞんだテスト撮影。日中の屋外では、ファインダーの見え方はまったく問題なし。12枚撮り切って、事前に127フィルムの現像をしてくれると確認していた店にフィルムを持参した。

ところが、店員さんにフィルムを渡すと、当惑したような表情に。ちょっと確認しますとどこかに電話して戻ってきた答えは、、

「このフィルムは現像できません」だった。

話を聞いてみると、あまりに古いフィルムで今とは違う現像液を使わないといけないので、現像できないのだそう。まさか、そんな落とし穴があったとは。

念のため、別の店で127フィルムを扱ってくれるところにも持ち込んでみたが、やはり同じ返事だった。こちらでは、「モノクロ用の現像液を使えば、モノクロ写真としては現像できるかもしれない。ただ、それは自分でやってほしい」とのこと。ほくは今は自己現像のスキルも道具も持っていないので、今後の目標にするしかないようだ。

いきなり足元をすくわれた形のベビーローライとの日々。素直に、かわうそ商店さんのモノクロフィルムでテスト撮影をすることにした。